用語解説

溶接 ひずみとは?意味と基本解説

溶接 ひずみの意味、発生メカニズム(入熱・拘束)と低減策(順序・治具)を解説します。

溶接 ひずみとは #

溶接 ひずみ は、溶接時の加熱・冷却による収縮差で生じる変形(反り、曲がり、ねじれ等)を指します。拘束が強いほど残留応力が増え、割れリスクにもつながります。 低減の考え方は溶接ガイドで整理しています。 実務では、溶接順序、治具拘束、入熱(電流・速度)の管理で“出方”をコントロールし、後工程で合わせ込める範囲に収めます。 逆ひずみ(見込み変形)を入れる場合は、量産での再現性も含めて検証します。

実務でのポイント #

  • 入熱を下げるとひずみは減りやすいが、融合不良に注意する
  • 対称施工や分割溶接で収縮を打ち消す設計が有効
  • 板厚差が大きいと、薄板側にひずみが集中しやすい
  • 拘束を強くしすぎると残留応力が増え、割れリスクが上がる

使われる場面(例) #

  • 架台・フレームの寸法不良対策
  • 量産のばらつき低減(治具と順序の標準化)
  • 補修溶接後の再加工量見積り
  • 大型構造物での反り・ねじれ抑制(工程設計)

関連用語 #

  • 溶接 欠陥
  • 溶接 記号
  • TIG溶接
  • MIG溶接

参考資料(外部) #

関連ガイド

溶接とは?種類(アーク/TIG/MIG)・欠陥・ひずみ対策【2026年版】 溶接の基礎、代表的な溶接方法、溶接欠陥と検査、ひずみ/熱影響部、図面での溶接記号の読み方まで整理します。