用語解説

焼戻しとは?意味と基本解説

焼戻しの意味、焼入れ後に必要な理由(靱性・応力低減)と注意点を解説します。

焼戻しとは #

焼戻し は、焼入れで硬化させた鋼を再加熱し、内部応力を緩和しながら靱性(粘り)を回復させる熱処理です。硬さだけを追うと脆くなり、欠けや破断の原因になります。目的(硬さ狙い/靱性狙い)に応じて温度と時間を決めるのが基本で、詳しい考え方は熱処理ガイドで整理しています。

実務でのポイント #

  • 焼戻し温度で硬さが大きく変わるため、温度管理と記録が重要
  • 焼戻し不足は割れやすさにつながり、過多は硬さ不足になりやすい
  • 寸法仕上げは「焼入れ→焼戻し→研削」の順で歪みを管理しやすい

使われる場面(例) #

  • 焼入れ後の部品の割れ・欠け防止
  • 強度と靱性のバランス調整

関連用語 #

  • 焼入れ
  • 熱処理 硬度
  • 熱処理 歪み
  • 研削

参考資料(外部) #

関連ガイド

熱処理とは?焼入れ・焼戻し・浸炭・窒化と硬度・歪み対策を解説【2026年版】 熱処理の基礎(目的と代表工程)から、焼入れ/焼戻し/焼なまし/浸炭/窒化、硬度の見方、歪み(変形)対策まで実務の要点を整理します。