焼なましとは?意味と基本解説
焼なましの意味、目的(軟化・応力除去)と、焼ならしとの違いの考え方を解説します。
焼なましとは #
焼なまし は、加熱後にゆっくり冷却して材料を軟らかくし、加工性や寸法安定性を高める熱処理です。切削や塑性加工の前処理として行われ、組織の均一化や残留応力の低減が目的になります。熱処理の全体像は熱処理ガイドで確認できます。
実務でのポイント #
- 目的が「軟化」なのか「応力除去」なのかで温度域が変わる
- 前加工のひずみが大きいと、焼なまし後の変形が読みにくくなる
- 仕上げ工程を後に置く場合は、酸化スケールや脱炭の影響も考える
使われる場面(例) #
- 切削加工の前に硬さを下げて工具寿命を伸ばす
- 研削前に応力を落として歪みの再発を抑える
関連用語 #
- 熱処理とは
- 焼入れ
- 焼戻し
- 熱処理 歪み
参考資料(外部) #
- 詳しくは日本熱処理技術協会(JTSA)を参照してください。
- 規格の確認はJIS検索(日本工業標準調査会)を参照してください。